scion
トヨタが北米で展開していた、若者向けブランド「Scion」が2016年7月末で終了しました。もともと、Scionはある意味「中年向け」で「格好良くない」イメージが付いてしまっていたToyotaブランドから、若者向けのCoolでFunkyなクルマを切り分けて、2003年に立ち上げたブランドでした。

ですが、最近の顧客評価においては、Toyotaブランドとの違いが無くなってきていました。下記は、顧客満足度調査を行っているJ.D.Power社のUSAにおけるブランド別商品魅力度調査の2016年結果です。(5点満点で、5点が最高、3点が平均点となっており、6位のLexusより下は略してToyotaとScionのみを抽出して掲載。)
USA-APEAL

これを見ると、Performance(エンジン、サスペンションなど動的性能)やFeatures(装備や商品性)、StyleではToyotaとScionとも3点で同じ評価。Comfort(快適性)はScionの方が劣っています。

このようにCoolでFunkyなはずのScionが、Toyotaと同じかそれ以下のブランド評価であれば、もはや存続させる意義は薄れてきていたと言えます。特にStyleで同じ評価では、、、という感じですね。

確かに自分も、Scionブランドはそろそろ意義が薄くなってきたと思いますが、当初の目的、Toyotaを求める顧客層を若返らせるという目的に対し、Scionの注目度が薄れてきたと同時に、ToyotaブランドがCoolで若返ってきたというもう一つの理由があると思っています。

最近の北米トヨタの車は、正直格好良いです。大型セダンのアバロン、
AVA_MY16_0043_V001
中型セダンのカムリ、
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小型車カローラ、
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SUVのハイランダー
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などなど、日本国内でも売って欲しいと思うクルマが多いと思います。

市場の変化によって、ブランドの盛衰があると思いますし、当初の目的が達成できていればいつまでも過去の施策にこだわる必要は無い。自ら取捨選択できるメーカーが、やはり強くなるのではないかと思います。


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