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メルセデスベンツが、パリモーターショーでAirbnbの様なC2Cでのカーシェアリングサービスプラットフォームを開発していることを発表しました。

参照記事:Autocar UK, Mercedes-Benz develops “Airbnb for cars” 2016/9/29

メルセデスベンツEVにC2Cカーシェアサービス

Airbnbと言えば、現在世界中を席巻している宿泊サービスプラットフォーム。ホテル等の宿泊業を行っていない一般人でも、自宅の空いてる部屋などで世界中から宿泊予約を受け付けることができ、実際に宿泊サービスを提供して対価を得られるシステムです。

そのようなCustomer to Customer(C2C)のサービスプラットフォームのクルマ版を、メルセデスベンツは自車のEV向けに開発しているとのこと。

アイデアは現在、スタートアップ会社Getaroundと共同でサンフランシスコで試験中。メルセデスはまた、今年後半に発売するドイツ国内向けのプログラムを開発しているそうです。

今回発表されたメルセデスベンツのEVブランド「EQ」は2020年までにクルマを発売する計画なので、発売と同時にフルサービスを提供する計画なのではないでしょうか。

高級自動車メーカーがサービスプラットフォームに本腰

最近は自動運転が騒がれて、特にビジネス系雑誌で自動車業界の将来像分析が書かれていますが、その論調は

「自動車製造・販売(=移動手段の販売)で収益を上げるビジネスモデルは崩れて、モビリティサービス(移動サービスの提供)で収益を上げるビジネスに移行する」

というもの。平たく言うと、人が自分で運転する為のクルマは売れなくなり、自動運転のタクシーやバス等の移動サービスを利用するようになる、ということ。

クルマを趣味性抜きで「経済性と利便性のみを考えた移動手段」として考えるとそうなるであろうというは納得しますが、そうではないところがクルマの面白いところ。

と思っていたら、高級車の代表格とも言えるメルセデスベンツ(Daimler社)のディーター・ツッチェ会長兼CEOがこんな事を言っており、びっくりしました。
これは他の自動車メーカーが持っていない、共有モビリティに向けた幅広いレベルでの専門化(によるサービス)です。また、電気自動車へのより多くの顧客を得るために非常に効果的な方法です。次の大きなステップは、巨大な潜在需要のあるピア・ツー・ピア・カーシェアリングです。車は1日平均で、ほぼ23時間駐車されています。なぜ所有者が利益を得られるよう、その余分な時間を使わないのでしょうか。 
高級車ブランドでさえ「保有する価値」より「余剰時間の収益化」に取り組む時代。

本当にクルマ社会が変わっていく気がします。


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