クルマの行く末

エンジニア秀がクルマ業界動向や技術、スタイリング、マーケティングなどを分析とともに書いていくブログ

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自由に使われるサービスは楽しい

パーク24が提供するカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」で、カーシェアをどんなシチュエーションで使ったかのコンテストが行われたのですが、その内容が様々で、自由で面白いです!
タイムズカープラス:カーシェア利用シチュエーション 投稿コンテスト結果発表

カーシェアと言えば「クルマを借りてどこかへ行く」を目的に考えてしまいますが、クルマを借りてすることはたくさんある!ということに気付かされました。面白い使い方を、引用して紹介します。

もちろん、ドライブとか運搬とか送迎とか。 

当然、最初に想像するのは、クルマを借りて人と出かけたり、モノを運んだり。そういうのも、もちろんありました。
家の近所にタイムズカープラスのステーションが出来てから、週末の天気ばかり気になっている。
22年間身分証明書でしかなかった運転免許証でこんな楽しい週末が過ごせるなんて!
一番のお気に入りコースは、早朝、中央道を山梨に向かい、富士山を見ながら朝風呂に入って至福のひと時。それから昼食をゆっくり食べて、上りが渋滞する前に早目に東京に帰還。
そのために、早朝から気楽に借りられるのもイイんだよね~!
勤務先で使っている通勤用自転車がパンク!
近くのステーションで積み込んで自転車屋さんまで。
ドライブだけじゃなく緊急事態で大変助かりました!
仕事明け、最寄り駅のタイムズから夜の湾岸に繰り出して、
潮風を感じながらの工場夜景ウォッチング!
24時間レンタル可能なタイムズカープラスならではの、
ちょっとしたロマンチック(?)なひとときです。仕事の疲れもバッチリ解消!

カーシェアならではのドライブとか羨ましい。

カーシェアサービスは色んなクルマが、それぞれのパーキングに停まっているので、色んなクルマに乗れるというのも嬉しいポイント。しかもタイムズカープラスはBMW、MINIとのドライブ企画もやっていたようです。いいなぁ、うちの近くにもタイムズカープラス設置して欲しい>静岡の田舎だけど。。。
タイムズカープラスでMINIのロードスターに乗ってきました♪ 人生初のオープンカー!天気も良く、レインボーブリッジ〜東京ゲートブリッジと、とても気持ち良く楽しくドライブできましたo(≧▽≦)o こんな車に20代女子が乗ってるもんだから、道中色んな人に二度見されましたが(笑)

外車に興味がなかった友人も、私の車好きな気持ちがわかった!と言っていました。外車に気軽に乗れるのもタイムズカープラスの魅力です☆audiやvwもキャンペーンやってほしいなぁ。
タイムズカープラスの全車種乗車を目指しています。 なぜ、そんな事をしているか。
それは子どもが図鑑を見て「これ乗った!!」と、笑顔でいう一言がたまらないから。
そんなプレゼントをくれるタイムズカープラスに「ありがとう」
子どもと一緒にクルマをたくさん乗るとか、とっても楽しそうですね-。

カーシェアを「部屋を借りる」と考えると。

クルマって移動する部屋なので、移動せずに使うという使い方もあるって教えてもらいました。。。
やってもうた!嫁が出かけることを忘れて、
家の鍵を持たずに歯医者にきてしまった。
治療の後どうやって時間潰すか・・・そうや⁈タイムズカープラスがある。
予約可の水色を祈りながら無事6hパックGet! 
車内はMaxCool今日のタイムズカープラスは真夏のオアシスでした。
とっておきの活用例を投稿してみたりする。内容はずばり、夫婦喧嘩後の逃避用(笑
夫婦喧嘩して、気まずくなって家から出たら自宅近くのタイムズカープラスで車に乗ってクールダウンw
喧嘩するのは大概夜なので、ナイトパックで安い&道も空いてる→気分回復………って流れで、
自分の機嫌が治ったら、家に帰って「ごめんなさい」と(笑
営業職で外回りの私は、お客様に電話したいとき、
静かな空間としてタイムズカープラスを使います。
賑やかな街中から電話するのは、先方にも失礼ですから、
近くのタイムズカープラスを検索して、30分だけかります。
いつもは15分以内に終わりますので、たったの200円。
喫茶店に入るよりもずっとお得ですし、誰かに会話を聞かれることも有りませんから安心です!
自分もちょっと前、一日企画書を書くためにいろいろノマドオフィスとか、カフェとか場所を探していたのですが、カーシェアだとカラオケとかよりも気を使わずに企画を練れるかも?

もちろん、ドライブとか運搬とか送迎とか。 

こんな風に自分の好きな時間にちょっとだけクルマを借りられるって、いろんな使い道があると思いました。

タイムズカープラスのコンテストページには写真付きで、これ以外の事例も載っているので興味有る人はのぞいてみてください! 自分もこんなケースは便利かも、というのが見つかるかもしれません。
再掲:タイムズカープラス:カーシェア利用シチュエーション 投稿コンテスト結果発表

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トヨタからスマホカーナビが登場!しかも無料!

今日、トヨタ自動車から新しいスマートフォン向けカーナビアプリがリリースされました!
なんと無料です!
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、新しいスマートフォン向けナビゲーションアプリ「TCスマホナビ」の提供を、12月1日より無料にて開始する。
トヨタ自動車 ニュースリリースより

トヨタ純正カーナビ搭載の機能を実装

この「TCスマホナビ」ですが、カーナビソフトとしては後発だけあって、トヨタ独自の機能が盛り込まれています。

■ 駐車場シェアリングサービスと連携。アプリから駐車場を予約できる
TCスマホナビは、駐車場シェアリングサービス最大手のakippaとの提携により、このアプリ内からシェア駐車場の検索、予約ができるそうです。これは良いですね!

そしてコインパーキング最大手のパーク24株式会社が提供するサービスとも連携する予定とのこと。ナビの到着時間に合わせて駐車場も事前予約できれば、目的地についてから探さなくて済みます。これも利用者目線の嬉しい機能。

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ちなみに駐車場シェアサービスのakippaについては、過去に「使ってみた」記事を書いているので、知らない!という人は読んでみてください。
過去記事:駐車場のシェアサービスを利用してみた!

■ 災害発生時に、被災地域の交通状況がわかる「通れた道マップ」が閲覧できる

これは震災の時に注目された、トヨタがDCM搭載車両等より収集した情報をもとに「通れた道」をサーバーに蓄積して、カーナビに通信で情報提供する機能です。

この機能が無料のTCスマホナビに搭載されただけでなく、大規模災害発生時には「渋滞・混雑情報」に加え、「被災地の航空写真」も合わせて表示することが可能になったそうです。凄いですね。
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■ 今後も様々なサービス事業者との連携を拡大
上記のakippaのような駐車場シェアリングサービスだけでは無く、今後、様々なサービス事業者との連携を予定しているとのこと。

トヨタは10月31日の新しいモビリティサービスプラットフォーム構築を発表において、
「モビリティサービス・プラットフォーマーとして、あらゆる企業、サービスとオープンに連携し、より便利で安心な移動をお客様に提供すべく、新たなモビリティ社会の創造へ貢献していきたい」(リンク:過去記事
と言っているだけに、どんな提携機能が盛り込まれるのか楽しみです。アメリカではカーシェアリングのGetaround社と提携し、実証実験を行うことも発表していますしね。

通信型カーナビの弱点も考慮済み

このカーナビアプリですが、アプリ単体だと35MBとサイズはとても小さいです。それが意味することは、地図データ等は全て通信でダウンロードするということ。

前回取り上げたYahoo!カーナビでも同様なのですが、通信しながらカーナビを使うといろいろ問題点があって、
  • 大量の地図データの通信が発生する(通信制限にかかっちゃうかも?)
  • 通信が長時間続くので、電池の減りが早い
  • 同、スマホ本体がかなり熱くなる(スマホが熱でシャットダウンすることもあるらしい)
など、カーナビとして長く使っていると、ちょっと困ったことになってしまいます。

今回の「TCスマホナビ」はそこのところは一工夫してあって、一度ダウンロードした地図データは端末内にキャッシュされます(下記画像)。なので、ルート検索を一度自宅でしておけば、地図データがスマホ内にキャッシュされるので移動中の通信は最小限で済み、電池の減りも抑えられそうです。
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と言っても、ナビが無いと帰れない!と言う人は、念のための補助バッテリーや、USBケーブルは常備しておいたほう良いですねーw

ナビ画面がこんな感じ

今日リリースされたばっかりなので、まだ使用していませんが、カーナビ画面はこんな感じです。分かりづらいですが、一応地図を斜めからみた3D表示です(左上に「3D」と表示有り)。青く表示されている道路は、混雑状態が表示されていますね。
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これは2D表示です。
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トヨタグループ内の競合より、ビッグデータ

この「TCスマホナビ」で驚いたのは、トヨタ本体(正しくはトヨタメディアサービスというIT事業子会社)が
自分たちが提供している純正カーナビと競合するアプリを無料で出したこと。

トヨタグループでカーナビシステムを開発しているアイシンAW社もスマホカーナビを出していますが、そちらはなんと400円の有料です。今日以降、これを購入する人は激減でしょうね。。。
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トヨタグループ内や、販売店で売っている純正カーナビとの競合を押し切ってまでトヨタが無料アプリを出したのは、おそらくYahoo!やGoogle、Appleに(純正カーナビを買わない)ライトユーザーを取られたくなかった、ということだと思います。

そして何より、これからどんどん増加するであろうライトユーザーの行動データを、上記のIT企業に持って行かれることに、トヨタは大きな危機感を持っているのでしょう。

そうでなければ、トヨタ販売店から来るであろう「ディーラーオプションナビが売れなくなる!」というクレームを考慮して、スマホカーナビには手を出さないというのが既定路線ですから。

それほど、顧客の行動データと、その蓄積であるビッグデータは、これからのビジネスに取って重要なんでしょうねー。

そう言えば、ビッグデータについても書いてたので、こちら。
過去記事:Teslaは1台5000ドル払ってビッグデータを自ら作る
という訳で、今回もトヨタの体質変革を感じたニュースでした。

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トヨタがカーシェアで提携した会社は若いスタートアップ

11月1日トヨタが発表したコネクテッド戦略の中で、スマホとクルマをつなぐスマートキーボックス(SKB)を用いたカーシェアの実証プログラムを、アメリカのカーシェア事業者であるGetaround社と行うと発表しました。
今回トヨタはMSPFの一機能として、カーシェアにおいて安全かつ安心なドアロックの開閉やエンジン始動を実現する為のデバイス、スマートキーボックス(SKB)を開発。この実証プログラムを、米国で個人間カーシェアビジネスを手がけるベンチャー企業「Getaround」社と共同で、カリフォルニア州サンフランシスコを皮切りに、来年1月より開始する。実証プログラムで活用するMSPF内の機能の開発、運営は米国におけるトヨタのコネクティッド領域の研究開発会社、Toyota Connected, Inc.(以下、TC)が行う予定。また、今回の協業に際し、本年10月には未来創生ファンドからGetaround社へ戦略的出資を実施している。
 このGetaround社ですが、2009年に設立され、2011年のTechCrunch主催のStartup Battlefield で優勝し、2013年にサービスインしているそうです。つまり、サービス開始から3年しか経っていないスタートアップ企業。

しかも2009年に22歳の大学生の女性が発案したビジネスモデルを、そのアイデアに賛同した友人と、ひたむきな実行力で形にしたという会社です。

ちなみにGetaroundのホームページトップ(上記写真)には、「クルマをシェアして、年1万ドル(約100万円)を得よう」と単刀直入なメッセージが書かれています。

その会社を興す経緯は下記のブログに細かく説明されてましたので、是非読んでみて下さい。自動車保険に関して、保険会社に断られ続けた後の、彼らのブレークスルーのやり方が凄いです。
外部リンク:BOLOGOS 2013/4/10
実行力が半端じゃないカーシェアリングサービス「Getaround」
この若い企業に、トヨタは傘下に抱える未来創世ファンドを通じて、推定10億円を投資したと報じられています。このような若い企業にトヨタが出資して事業提携する、なんて時代が変わったような気がします。

日本の大企業って、なんでも自前主義というか自分たちだけで何とかしようとするところがあるのですが、トヨタがこのような若い企業と組むというは、そんな文化が変わりつつあるんでしょうね。

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Apple Payと同じ仕組みで、ドアを開ける?

前の記事で、トヨタがモビリティプラットフォームの構築を発表したことをお伝えしましたが、その中で出てきたのが、Smart Key Boxというスマホとクルマの通信を中継する端末です。(上の写真:トヨタリリースより)
今回開発したSKBは、車両を改造することなく、所有者が端末を車内に設置するだけで、利用者は自身のスマートフォンで鍵の開閉、エンジン始動ができるようになり、安心かつ安全に車両の貸し借りを行うことが可能となる。

具体的には、車両の所有者がSKB端末を車内の任意の場所に設置。車両の利用者は、スマートフォン上のアプリを操作することで、トヨタスマートセンターからSKB端末にアクセスするための暗号キーを受信。利用者がそのスマートフォンを車両に近づけると、SKB端末との間で暗号キーが認証され、通常のスマートキーと同様に鍵の開閉などの操作を行うことができる。操作可能な時刻や期間は、利用者の予約内容に応じてセンターで設定・管理される。
引用:トヨタニュースリリースより 
このSKBの要点は、SKBからスマホに渡す暗号キーは、1回限りのワンタイムパスワードということです。つまり、クルマ自身の情報、例えば車体番号や物理キーの製作番号などとは全く関係のない情報が鍵として渡されるので、その情報がコピーされたり、漏れたりしてもすぐに使えなくできるということ。

この仕組みは、iPhoneで採用されたApple Payの暗号化システムと同じです。Apple Payの決済においても、受け渡される情報はクレジットカード番号や所有者名ではなく、その1回限りのトランザクション(処理)信号だけなので、それが漏れても他者が流用できない仕組みになっています。

クルマとスマホ決済。用途は違うけれど、似た技術が使われていますね-。

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akippa

先週末、さいたま市にある姉の家に家族で遊びに行ったのですが、クルマで行く際にいつも困るのが駐車場。姉の家は昔ながらの住宅街の中にあるので、近くにコインパーキング等もありません。

なので、これは試し!と駐車場のシェアサービスを使ってみました。使ってみたのは、以前登録だけしてみた「akippa」。

検索はスマホで簡単

スマホの専用Appで、行き先付近の地図で駐車場を検索すると、下記画面のように価格と場所が表示されます。
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ここに表示されている価格は、1日(24時間)の価格で、1時間当たりではありません。

地点を選ぶと、駐車場の停められる区画や、場所の詳細写真などが確認できます。
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姉の家から一番近いところは1日648円だったので、「ここだ!」と予約しようとしたら、停められるクルマのサイズが中型車(全幅1.8m以下)まで。自分のクルマは全幅1.84mなので、そこには停められず。。。なんと。。。

仕方なく、ちょっと遠い1日540円の駐車場を借りました。ここまでは、出かける前の日にスマホでの予約作業。

当日は停めるだけ!

予約した当日は、停める以外にすることはありません。行ってみた駐車場は、もちろん案内画面と同じ景色。
道も間違うことはありませんでした。
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停める駐車枠の車止めには、きちんと「akippa」の予約専用スペースの表示もあるので、「ここで大丈夫なんだろうか」という不安も無く、安心ですね。
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領収証は翌日eメールで届く

仕事で使った場合も、領収証がメールで届くので大丈夫です。PDFで印刷もできます。
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とてもお手軽だが、課題は普及率

こんな風に、検索から予約、駐車、領収証まで、とても簡単に利用することができました。すごいお奨めのサービスです。

でも、やはり課題はシェアサービス自体の普及率。目的地のすぐ近くに予約できるシェア駐車場が無いと、なかなか利用できません。

今回もakippa以外に、いくつかの駐車場シェアサービスで同様の検索をしてみましたが、今回利用した駐車場よりも近いところはありませんでした。

周囲には、空いている月極駐車場とか、休日は利用されていない学校や役所の駐車場など、スペースが遊んでいるところがたくさんあるんですけどね。

そのような駐車場がシェアサービスに登録され、コインパーキングが無い地域でもシェア駐車場が見つかるようになると便利だよなー、と感じます。

皆さんも登録して使ってみてください。

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