ニュースによると、2020年以降、ヘッドランプの自動点灯機能が義務化されるそうです。
JAFの2014年の調査によると、暗くなる日没時点でヘッドランプを付けている人の割合は22.8%。日没から10分経ってようやく半分以上の72.7%がヘッドランプ点灯するようになってます。
JAF2014年調査 日の入り時のヘッドライト点灯率は僅か22.8%(こちらより下記画像引用)
日没前後の時間帯は夕暮れ空を創造してもらえば分かるように、暗くなったと言っても空はまだちょっと明るい状態。でも、地面というか路面は、太陽が落ちて真っ暗になっています。
つまり人間の目が空の明るさに慣れているために、路面がよく見えない状態です。
事実、日没の時間帯に死亡事故が多いことがデータで分かっています。下記の表は同じくJAFのホームページからですが、2011年からの3年間の交通死亡事故について、月別と発生時刻別に事故件数をまとめたもの。
赤い部分が一番事故が多い時間帯を示していますが、冬は17時、夏は19時ぐらいと日没時間と相関していることが分かります。
JAF Safety Light ヘッドライトの使い方 交通安全情報サイト(こちらより下記画像引用)
日本国内はだいたい8年ぐらいの保有期間で買い替えがされているので、2030年ぐらいにはほぼ自動点灯に切り替わっていると思いますが、今から14年後に普及する状況でドライバーの高齢化に間に合うのでしょうか?
と言うわけで、まずは自ら「早めのヘッドランプ点灯」で安全運転をすることが必要かと思います。
国土交通省が自動車メーカーに対し、日没時などに車のヘッドライトが自動で点灯する「オートライト機能」の搭載を義務付けることが23日、わかった。平成32年度以降に発売する新型車から適用する。
義務化は、高齢化が進む中、薄暮時に歩行者が巻き込まれる事故などを減らすのが主な狙い。同省の交通政策を検討する有識者会議が6月に方針をまとめ、意見募集(パブリックコメント)を行った。同省は、道路運送車両法に基づく車の保安基準を来月改正する方針だ。
記事引用:産経ニュース 2016/9/23
JAFの2014年の調査によると、暗くなる日没時点でヘッドランプを付けている人の割合は22.8%。日没から10分経ってようやく半分以上の72.7%がヘッドランプ点灯するようになってます。
JAF2014年調査 日の入り時のヘッドライト点灯率は僅か22.8%(こちらより下記画像引用)
なぜ早めのヘッドランプ点灯が必要か
それは日没時間帯の死亡事故が多いから。日没前後の時間帯は夕暮れ空を創造してもらえば分かるように、暗くなったと言っても空はまだちょっと明るい状態。でも、地面というか路面は、太陽が落ちて真っ暗になっています。
つまり人間の目が空の明るさに慣れているために、路面がよく見えない状態です。
事実、日没の時間帯に死亡事故が多いことがデータで分かっています。下記の表は同じくJAFのホームページからですが、2011年からの3年間の交通死亡事故について、月別と発生時刻別に事故件数をまとめたもの。
赤い部分が一番事故が多い時間帯を示していますが、冬は17時、夏は19時ぐらいと日没時間と相関していることが分かります。
JAF Safety Light ヘッドライトの使い方 交通安全情報サイト(こちらより下記画像引用)
視界の確保は安全の要
最初のニュースで書いた自動点灯機能の義務化は、2020年以降に発売されるフルモデルチェンジや新型車から適用されます。(マイナーチェンジは、国交省に届け出する車両型式の変更が伴わないので対象になりません。)日本国内はだいたい8年ぐらいの保有期間で買い替えがされているので、2030年ぐらいにはほぼ自動点灯に切り替わっていると思いますが、今から14年後に普及する状況でドライバーの高齢化に間に合うのでしょうか?
と言うわけで、まずは自ら「早めのヘッドランプ点灯」で安全運転をすることが必要かと思います。