クラシックカーのイベント「Automotive Council 2016」に行ってきたよ、という記事を書きましたが(過去記事: Automotive Councilでクラシックカーに会ってきた!)、そこで国会議員の古屋圭司氏の講演を聞いてきました。この人。(WIkipedia:古屋圭司
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クルマ好き最右翼の国会議員 古屋氏

なんでクラシックカーイベントで国会議員?と思うかも知れませんが、この方、国会議員では最右翼のクルマ好き。

岐阜県選出の衆議院議員なのですが、現在自民党で
  • モータースポーツ振興議員連盟 会長
  • 自動車文化を考える議員連盟 会長
を担当されて、クルマ関係の行政に強く関わっています。学生時代はトヨタカローラTE27でラリー、ダートラに参加していたというクルマ好き。いまでもよくサーキットに走りに行くそうです。

2012年末~2014年9月までは、警察機関のトップ、国家公安委員長も担当されてました。その時に、高速道路の最高速度や、事故防止につながらない速度取締についての検討会を立ち上げて、現在の最高速度の120km/h化議論や速度取締の見直しに繋がっています。。

またイベント限定なら公道でナンバー無しのクルマを走らせても良いじゃ無いかと提言して、浅間山ヒルクライムとか、お台場のイベントでF1などのレーシングカーを走らせることも実現したとのこと。実行力ありますねー。

ちなみに国家公安委員長だったときは立場上、クルマの運転が禁止されていて、クルマ好きとしては非常に(ヒッジョーに!)苦しかったそうです。分かるなあ、その気持ち。

クラシックカーの税制が変わる!

さて、本題。

クラシックカーのイベントなので、やはりクラシックカーの保有で出てくる一番の話題は、やはり税制。

現在、販売後13年を超える古いクルマは「環境負荷が高い」ことを理由に、自動車税・重量税が増額される制度になっていますが、クラシックカーは当然13年はとっくに超えています。

ですがクラシックカーは年間1万キロとか全然乗らないし、そもそも台数が極端に少ない。

そのような貴重なクルマを維持している人を税制で苦しめるのは「自動車文化を廃れさせる制度である」という認識も古屋議員も持っておられるようで、その税制を変えていくという具体的な動きが既に始まっているそうです。

そもそも「環境負荷が高い事を理由に増税する」ことは、過去に自動車業界が新車の販売促進のために政府に要望していたことらしい。

ですが、最近古屋議員と「トヨタの最高首脳」が懇談した際に「確かに過去はそのような要望をしていたが、それは自動車文化を支える上で間違っていた」という話しをされ、クラシックカー保護の税制には賛成であったとのこと。

これは、期待できますね!

今後の古屋議員の活躍や、税制改正の動きに要注目です。


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