クルマの行く末

エンジニア秀がクルマ業界動向や技術、スタイリング、マーケティングなどを分析とともに書いていくブログ

タグ:Yahoo!カーナビ

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カーナビが付いて無くても楽ちん

今日は、会社のクルマで愛知県に出張に行ってきました。

ですが、借りた社有車にはカーナビが付いてなかったので、自分のiPhone上でYahoo!カーナビを起動して、それを案内役にして出張してきました。

結論から言うと、純正ナビに劣らないぐらいのクォリティで、何の不便も無く行けましたよ!
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ちなみに、Yahoo!カーナビ(リンクはこちら)は、iPhone、Androidのどちらのスマートフォンでも無料でダウンロードできます。ナビ画面にも広告とか出ないし、これで無料なんだー、と感心するレベルです。

取り付けはスマホホルダが必須

スマホの固定は、社有車についていた吸盤タイプのスマホホルダを利用。(下記写真はAmazonより)

インナーミラーの下とか、自分の真ん前じゃなくてちょっと横にずらした位置で、目の高さに合わせて設置すると、視線移動が少なくて安全かも。

試しに手で持ちながら使ってみる、とかは絶対に止めてくださいよ。危険だから。
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案内画面は純正カーナビと遜色無し。

案内画面は、縦画面なのがちょっと違いますが、表示される情報は純正カーナビとほぼ同じ。曲がる交差点までの距離は一番上に表示されていたり、結構見やすいです。
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高速道路での表示もこんな感じ。パーキングエリアのお店のロゴとかも表示されて、「あ、コンビニあるから入るか」と判断できる情報が、地味に便利です。
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横画面はこう。
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音楽はAmazon Musicで!

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道案内の音声は、iPhoneにAUXケーブルをつないで、クルマのスピーカーから聞くことができます。

AUX入力にするとクルマのラジオやオーディオは聞けないので、音楽もiPhone上のiTunes MusicやAmazon Musicで一緒にiPhoneから聞いちゃいましょう。

それだと道案内時には音楽のボリュームが下がって聞きやすくくなります。スマホナビとカーオーディオを別々で使ってると、道案内が音楽に紛れて聞こえなくなっちゃうので、スマホに統一してしまうのが吉です。

先週、Amazon Musicで色々音楽をダウンロードしておいたので、自分が持っていない楽曲も聴けて楽しかった。

結論。純正カーナビ無くても、何も困らない。

以前、「アメリカでは6割の人間がカーナビでなくスマホを使用」という情報を紹介しましたが、そりゃーそうですよね。これだけ便利で、無料で使えるなら、みんな使いますよ。スマホホルダがあれば、どんなクルマでも使えますしね。

ただし、スマホのバッテリーの減りが早いので、長時間使う時は給電用のUSBケーブルが必要になってきます。AUXケーブルと、USBケーブルとちょっとかっこう悪くなっちゃいますが。

Android Autoもスマホ単独で使えるようになったし。

スマホのクルマ接続機能として、Apple iPhoneならCarPlay、Androidなら Android Autoがありますが、なかなか自動車会社の純正ナビや、アフターマーケットの後付け機が対応しないので(特に日本の自動車メーカー、オーディオメーカー)、Googleがしびれを切らしたのかAndroid Autoがスマホ単独での使用が可能になりした。
Googleの自動車向けアプリ「Android Auto」がアップデート! スマートフォン単体でも使用可能に - Autoblog日本版 2016/11/11
こっちも試してみたいですね。でもiPhoneしか持っていないので、Androidスマホを調達してこなくては。。。

というわけで、スマホナビのレビューでした。

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記事引用:CNN 

アメリカでは既に純正カーナビはオワコン

アメリカJ.Dパワー社の、新車を買って90日後の消費者を対象に行った満足度調査によると、
  • 全体の2/3の人が、クルマにカーナビが付いているのにも関わらずスマホやポータブルナビで道案内をしたことがある。
  • 全体の1/3近くの人が、2週間ほどで純正カーナビを使うことを止めてスマホ等のナビに移行した。
  • 半分以上の人が純正カーナビを触ったことすらない、と回答した。
とのこと。

アメリカでは日本よりもApple CarplayやAndroid Autoの普及が進んでいるので、スマホに慣れている人はあまり触らないカーナビよりもスマホAppのナビに頼りたくなりますよね。。。

日本でもスマホ連携が早く普及して欲しい

ですが、日本ではApple CarplayやAndroid Autoの普及が全くと言って良いほど進んでないので、イヤイヤ純正カーナビを使っている人も多いのではないでしょうか。

自分も純正カーナビは使わざるを得ないのですが、目的地入力はスマホで検索して純正カーナビに転送できるアプリ、Naviconを使ってます。

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(開発: DENSO CORPORATION)

Bluetoothで目的地を転送できますし、うまく繋がらない時もマップコードで直接入力できます。マップコード入力でも、カーナビ操作して目的地探すよりも格段に早いです。

でも、本当はスマホ対応して欲しいところです。スズキは純正カーナビでiOS、Androidともに既に対応したそうですが、他のカーメーカーも早く動いて欲しいですね。
スズキは10月17日、軽乗用車の「スペーシア」「アルト ラパン」「ハスラー」、小型乗用車の「ソリオ」「イグニス」の5車種にメーカーオプションとして設定している「全方位モニター付メモリーナビゲーション」の機能を拡充させる更新ソフトウェアの配信を開始した。(中略)
なお、Appleの「CarPlay」については、1月25日に配信を開始した更新ソフトウェア「VER.01.02.00」ですでに対応している。
記事引用:Car watch 2016/10/17 

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